富士見駅からしばらく歩いて10分ほどのところに見つかる、絵本に出てきそうなかわいいお店。甘いにおいが漂うお菓子工房「Le Quatre Saisons(ル・キャトルセゾン)」さんです。
そして、店内に入ると迎えてくれるのはスタッフさんの笑顔。本誌第2号の表紙にも出てもらっていますが、彼女たちのかわいい笑顔は本当に印象的で、お店の雰囲気を一段と明るくしてくれているという感じです。
この日は店内のテーブルでケーキとコーヒーをいただいたんですが、どれも本当に絶品。果物や素材の甘さ、おいしさがぎゅっと詰まっていながら、甘すぎずスッと入ってくる味です。
そんなキャトルセゾンの味を支えるのは、やはり店長の名取京子さんのポリシー。キャトルセゾンで使っている素材の多くは、名取さん自身が農家から直接買い付けているものばかり。本当においしいと思える果物をつくっている生産者さんを探しだし、毎週のように直接買い付けにいくという、素材へのこだわりがあるからこそのおいしさなんです。
実はこの日も、取材しつつ、同行していた農家の2人と野菜や果物の話で大盛り上がり。「農家さんとのつながりがなくなったらやめます」という名取さんの言葉どおり、本当に生産者の人たちとつながることを楽しんでいるんだなというのを実感させられるお店でした。