標高1300mに位置する八ヶ岳の麓、原村にある緑豊かな公園・八ヶ岳自然文化園。
その入り口近くに、特徴的な円形の建物があります。ガラス張りの店内から八ヶ岳を望めるレストラン、「HARAMURA菜園」です。
それまで「観光地によくあるレストラン」だったのを、2012年4月にリニューアル。ビュッフェスタイルの「HARAMURA菜園」ができあがりました。
地元の野菜を使った料理を作るために、料理長の加藤さん自身が素材探しに奔走し、交渉する。そんなところからのスタートだったそうです。
そんな土台づくりから始まった「HARAMURA菜園」、今では地元産の野菜が使われたメニューがたくさん並んでいます。つくっている農家さんの名前が掲載されている新鮮な野菜を使ったサラダや、野菜がたっぷり入ったグラタンなど、バイキングスタイルでズラリ。
テーブルに並ぶメニューは、そのとき採れる野菜とその量によって変わっていくため、加藤さんは日々メニューを考えているそうです。いつでもお客さんに旬の味を届けるためのこだわりです。
夏期はバイキングのみの営業ですが、オフシーズンはカジュアルなコースが用意されていて、ビュッフェとは別にメインの料理が一皿一皿運ばれてきます。
取材にうかがったときにいただいたメインは「若鶏のモモ肉のコンフィ バルサミコソース」と「イベリコ豚のロースト赤ワインソース」。メインと別に好きな料理を取ってこれるわけですから、ついついおなかいっぱい食べてしまいました。
ちなみに、席は店内だけでなく、テラスにも。ガラス張りになっているので店内からの眺めも抜群ですが、暖かいシーズンはテラス席に出ると高原の空気を直に感じられます。山に囲まれた雄大な自然の中での食事、ぜひ一度おためしを。