看板メニューはセロリジェラート。ジェラートにセロリ…何とも意外な組みわせ。メロンのようないろのなかに繊維質は確認出来るが、口に入れてもセロリ臭さはない。セロリは村の名産品だ。日本一の収穫量を誇る野菜との出会いは運命だったように思う。
入口手前のエントランスにはブルーベリーとラズベリーが植えられている。これもジェラートの素材になる。もうそろそろ収穫できる頃だ。毎年、初夏になるとメニューになる季節限定のジェラート。このベリーの甘酸っぱさがたまらない。
常時4種類用意されている今日のおすすめジェラートには八ヶ岳の旬が込められている。
「今は何屋ですか?」とオーナーの近藤さんに聞くと「昔からジェラート屋だよ」と返された。でも、食事も充実している。野菜丸ごとポトフ、ピラフ、スモークベーコン…今日食べたデラックス焼きカレーなんて一度食べたらヤミツキになる。濃厚な味は帰りの車内でも思い出せるくらいだ。
たが、くれぐれもお忘れなく。ロビンはジェラート屋なのだからね。夏、原村に来たら絶対に食べないと。